STORY

人と人とを繋ぐ物語

Livelty TOKYOとは

”オートクチュールをもっと身近にする”
これがLivelty TOKYOの目指す世界です。
オーダーメイドと聞くと一部のラグジュアリーブランドのオプションなど何か特別なものをイメージし、高額でなかなか一般には手が出せないサービスだと思う方も多いかもしれません。 Livelty TOKYOではそんな敷居が高いと思われがちなオーダーメイドをもっと身近に、もっと手の届く価格でたくさんのお客様に提供したいという思いから誕生したオーダーメイド専門ブランドです。


なぜ今オーダーメイドサービスが必要なのか

アパレル業界は転換の時代を迎えています。中国で大量生産して安く売るという時代はもう終わりました。 昔に比べ縫製技術も上がり安くて品質がいい物が簡単に手に入るようになったことで、今アパレル業界は2極化が進んでいます。 商品を低価格で比較的安定した品質で提供するブランドか、またはデザインや創りにこだわりを持つ高付加価値ブランドか。 そのため中価格帯で特徴のないブランドにとっては生き残りが難しい時代になってきたと言えます。 さらに最近ではコロナの影響もあり、この2極化がさらに加速していっていると感じています。 人と直接対面する機会が減っている普段の日常生活においては安価で機能性の高いものを選ぶことが多くなり、 一方でたまの外食やデートなど外出の際に身につけるものは、今までよりも少し奮発してこだわりの一品を選ぶようになったりと、生活様式の変化に伴い人々の意識も変化してきています。そんな中、個人のこだわりをより表現する手段の一つとして「オーダーメイド」というのサービスの必要性を感じ、Livelty TOKYOはスタートしました。


IT業界から革業界への転身について

以前いたIT業界はものすごく人手不足で、多くの企業がチーム作りに苦労していました。私の仕事は、そんな企業に対してプロセスを再構築し、新人エンジニアがベテランの仕事を代行できるよう業務を整理し、人材不足にお困りのお客様を手助けすることでした。 実は革業界も同じような悩みを抱えていて、職人の高齢化に伴い日本人の作り手が年々減少しています。 職人というと何十年も下積みをして一人前になるというイメージが強いかもしれませんが、決してそんなことはありません。革包丁の使い方、革を薄くする方法、ミシンの使い方など、一つの商品を作るにはたくさんの道具や技術を覚える必要があります。ただ、そこにも早く覚えるためのノウハウがあるのです。しっかりと貯めて伝承していく。そのためにはITのようなデジタル技術があるとより効率的に伝承できるようになります。熟練技術とITの融合こそが、今この業界には必要であると強く感じています。


Made by Japan"日本人だからこそできること

仕事で外国人の方と接することも多く、過去には中国人チームのマネジメントやベトナムでの新法人立ち上げなども手掛けてきました。 その中で感じることは、日本人は人を想いやる気持ちやおもてなしの心が非常に強く、秀でているということ。 日本の歴史的文化に根付いたこのおもてなし精神はモノづくりの面でもいかされており、「made in japan」の品質の良さは今や世界中が知るところとなりました。 しかし、ただ日本国内で作られたもの=素晴らしい ということではありません。「日本品質」を維持したモノづくりが最も大切なのです。 日本人独特の細かい気遣いやおもてなしの心を持って作られる「made by Japan」という考え方が、これからの日本にとって重要なのではないかと思います。


Livelty TOKYOの今後の展望は

場所によって服装を変えるように、レザーアイテムもシーンに合わせてもっと楽しんでもらいたいと思っています。 バッグはスタイルによって変える方が多いですが、財布や小物まで変える人はまだまだ少ないので、ファッションの一部として、コーディネートのアクセントとして使っていただける商品をお届けしていきたいですね。 また、もっと色々な場面でレザーアイテムを使って頂けるよう現在新商品を開発中です。 キャンプが好きな方にはレザーチェアや、カメラが好きな方にはカメラカバーなど、今後はさらに趣味やライフスタイルに合わせた商品を増やし、それを自分好みにどんどんカスタマイズできるよう進めていく予定です。 Livelty TOKYOでは、これからもお客様一人ひとりのこだわりを詰め込んだ“あなただけ“の商品をお届けいたします。