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大切な人へのプレゼント|革製品(財布・名刺入れ)をオーダーメイドで作る際の注意点

マネークリップ(フラップタイプ)※作り直し

オーダーメイドの革製品をプレゼントするなら、毎日使うメインアイテムより、必要なときに使える「セカンドアイテム」をおすすめします。

相手のために色や形を考えた気持ちは、きっと伝わるはずです。ただ、贈った財布が、相手の愛用している財布と役割まで重なっていたらどうでしょう。うれしい反面、「今の財布も気に入っているけれど、使わないと申し訳ない」と負担を感じさせてしまうこともあります。

プレゼントは、狙いすぎないことも大切です。使い慣れたものを置き換えるのではなく、暮らしの中に使い道を一つ増やす。その考え方で選ぶと、相手に無理なく使ってもらえる革小物が見えてきます。

メインの財布を替えなくても使える、セカンドアイテムを選ぶ

財布には、カードの並べ方や小銭の取り出し方など、人それぞれの習慣があります。見た目が好みに合っていても、使い方が変わると出番が減ってしまうことがあります。

その点、近所への買い物や休日の外出だけに使う小さな財布なら、今の財布を手放す必要がありません。「これを毎日使ってほしい」ではなく、「こんなときに使えたら便利」という贈り方ができます。

Livelty TOKYOでは、セカンドアイテムとして次の革小物をおすすめしています。

アイテム贈る際に想定したい使い道・確認点
フラグメントケース必要なカードを少数に絞って持ち歩く日に。収納したい枚数を目安に選びます。
スマートラウンドウォレット外側のカードポケットとファスナー収納を使い分けたい方に。少ない荷物で出かける場面を想定できます。
Lジップミニウォレットコンパクトな財布を別に持ちたい方に。紙幣・硬貨・カードの量に合う仕様か確認します。
ミニカードケースよく使うカードだけを、財布とは別に持ちたい方に。
カードケース・名刺入れ仕事用と私用など、用途を分ける一つとして。名刺入れなら必要な容量も確認します。
マネークリップ紙幣を少量持ち歩く方に。小銭やカードをどう携帯するかまで考えて選びます。

たとえば、仕事の日はバッグに大きな財布を入れていても、休日はバッグを持たずに出かけたいという男性もいらっしゃいます。そんな方には、ポケットに収まる小さな革小物が役立ちます。

カードを中心に持ち歩くなら、クレジットカード、運転免許証、必要に応じたマイナンバーカードなど、実際に携帯するものを整理するのが出発点です。ただし、3枚あれば誰でも十分というわけではありません。交通系カードや現金が必要かも含め、相手の外出の仕方に合わせましょう。

小さな革小物は、思い入れのある品を残す方法にも

こちらは、長年使われたルイ・ヴィトン エピの二つ折り財布を、カードポケット3枚タイプのフラグメントケースへリメイクした事例です。ポケットに入れて使ううちに歪みや擦れが生じた財布の一部を、別の用途で使える形に仕立てています。

これは新しい革から作るオーダーメイドとは異なるリメイクの事例ですが、「大きな財布を、小さな役割のあるアイテムに変える」という選び方の参考になります。相手の持ち物をリメイクして贈る場合は、元に戻せない加工になるため、必ずご本人の了承を得てから検討してください。

もちろん、相手から「今の財布を買い替えたい」「この仕様がほしい」と希望が聞けているなら、メインの財布を贈るのもよい選択です。セカンドアイテムをおすすめするのは、好みや使い方を十分に確認できないときに、負担をかけにくいからです。

オーダーメイドだからこそ、差し色で遊ぶ

形や用途は無理なく使えるものにして、色で少し特別感を加える。これは、オーダーメイドのプレゼントに取り入れやすい方法です。

黒、ネイビー、ブラウンを基本にすれば、普段の持ち物にも合わせやすくなります。そのうえで、内側やポケットの一部に相手の好きな色を入れると、既製品とは違う一品になります。

  • 外側は落ち着いた色、開いたときに見える内側は明るい色にする
  • ポケットなど一部のパーツに、相手の好きな色を使う
  • 会社を経営している方なら、コーポレートカラーを取り入れる

ご本人が普段は選ばない色も、セカンドアイテムなら楽しんでもらえるかもしれません。ただ、好みが分からないまま全面を鮮やかにするより、差し色として小さく取り入れる方が使いやすいでしょう。

こちらは、スカイブルーとレモンイエローを組み合わせたスマートラウンドウォレットのカスタマイズ事例です。明るい配色で仕立てる際の参考になります。

Livelty TOKYOでは、配色のイメージをつかみやすいよう、オンラインのカラーシミュレーターも用意しています。色だけを単独で選ぶのではなく、組み合わせたときの印象を確かめてみてください。

オーダーメイドだからこそ、名入れで特別感を添える

使いやすい形と控えめな配色でも、イニシャルや名前を入れることで、その人のために作った一品になります。

Livelty TOKYOでは、イニシャル・ネーム刻印を無料で承っています。 箔押しと、箔を使わない刻印のどちらにも対応しています。

箔押しは文字をアクセントにしたい場合に、箔なしの刻印は革になじむ控えめな表現にしたい場合に向いています。ただし、文字の見え方は革の色や表面の凹凸によって変わるため、素材とあわせて検討することが大切です。

贈り物では、名前のつづり、大文字・小文字、イニシャルの順序を事前に確認しましょう。人前で使う名刺入れなどは、名前を目立たせたいかどうかも好みが分かれます。迷う場合は、控えめな位置やイニシャルでの名入れをご相談ください。

既製品と差をつけるなら、素材を厳選する

オーダーメイドは、一品ずつ仕様を確認し、製作する受注生産です。量産品と比べて人件費の比重が大きくなりやすいため、価格が高いからといって、その差額がすべて革の品質に使われているとは限りません。

価格を抑えるために素材へかける費用を調整する場合もあります。「オーダーメイドだから上質な革のはず」と考えず、どのような革を使い、相手の使い方に合うのかまで確認したいところです。

日常で気負わず使ってもらうための定番レザー

Livelty TOKYOで常時使用しているのは、シュリンクカーフレザーと、フランスのゴートレザーであるシェーブルです。日常で使う革小物に適した、上質な定番素材として選んでいます。

どちらも革の風合いや手になじむ感触を楽しめる素材で、表面のシボは細かな傷を目立ちにくくする点でも役立ちます。長く使ったときに傷みが目立ちにくく、手に取る心地よさが続くことを大切にしています。

当店で扱うこれらの革は、表面の塗装・仕上げによって水滴によるシミが生じにくいものですが、防水ではありません。濡れた時間や量、使用による表面の摩耗によっては、シミや変形が起こることがあります。水に濡れたときは早めに柔らかい布で押さえて拭き取り、熱を加えずに乾かしてください。

せっかくのプレゼントだからこそ、見た目の高級感だけでなく、相手が過度に気を使わずに扱えることも、素材選びの基準になります。

素材そのものを楽しむ方には、ポロサスやシェルコードバンも

革がお好きな方や、素材に明確な希望がある方には、取り寄せによる製作もご相談いただけます。

候補の一つが、クロコダイルの中でも腑模様の美しさで知られるポロサスです。もう一つが、独特の艶と滑らかな表情が魅力のシェルコードバン。どちらも使い方や手入れによって、表情の変化を楽しめる素材です。

こちらは、容量を確保しながらスマートに見える形を目指し、ポロサスでフルオーダーしたBOXカードケースです。小さな革小物でも、どの位置の腑模様を使うかが仕上がりの印象につながります。

ただし、高価な素材がすべての方に喜ばれるとは限りません。特に水濡れや傷への配慮が必要な素材は、使う環境や手入れを楽しめるかも含めて選びましょう。取り寄せ素材の入手可否、色、価格、納期は個別に確認します。

過去のオーダーメイドから、贈り方のヒントを探す

「何を贈るか」が決まらないときは、特別な形を考えるより、相手の小さな不便や大切にしている習慣に目を向けると選びやすくなります。

パスケースとしても使える、窓付きの名刺入れ

パスケースとして使える窓付きの名刺入れを探していたお客様の事例です。市販品では希望に合うものが見つからず、Livelty TOKYOの名刺入れをベースに、型紙の一部を変更するスペシャルカスタムオーダーで製作しました。革は、鮮やかなグリーンのシェーブルを選ばれています。

名刺入れのオーダーメイドも、必ずしも一から設計する必要はありません。既存モデルの一部を変えることで希望を満たせるなら、試作や設計の負担を抑えながら、使いたい仕様に近づけられます。

使い慣れた財布を、新しく作って贈る

お祖母様が長年愛用していた財布と同じデザイン・仕様で、新しい財布を作ってプレゼントした事例です。使い慣れた形を大切にしたいという希望から、フルオーダーメイドで製作しました。

これは、メインの財布を贈ることが希望に合った例です。「新しい機能を足せば喜ばれる」と考えるのではなく、変えたくない使い勝手を尊重しています。相手の希望が具体的に分かっている場合には、こうした贈り方もできます。


オーダーメイドのプレゼントは、こだわりを増やすほどよいものになるわけではありません。相手の愛用品を邪魔しない用途を選び、色や名入れ、素材で気持ちを添える。 そのくらいの控えめな選び方が、長く使ってもらうことにつながります。

Livelty TOKYOでは、財布や名刺入れをはじめとした革小物のオーダーメイドをご相談いただけます。贈りたいものが決まっていなくても、相手が普段持ち歩いているもの、使ってほしい場面、ご予算、お渡ししたい日をお聞かせください。無理なく使える一品を、一緒に考えます。

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